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注文住宅の基礎工事について知ろう!種類や流れもご紹介

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注文住宅の基礎工事について知ろう!種類や流れもご紹介

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目次

こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。

注文住宅の建築工事で最初に着手するのが基礎工事。
基礎工事は、家づくりの土台ともいえるとっても大切な工程です!

今回は、そんな注文住宅の基礎工事について解説します。

基礎工事の役割や重要性、注文住宅でよく用いられる基礎工事の種類や工事の流れを紹介。
現場に足を運んで、ぜひチェックしてみてほしいポイントもお伝えします。

注文住宅の基礎工事の全体像を知って、家づくりに役立ててください。


Tさま邸 外観

注文住宅を建てる際の「基礎工事」とは?その重要性を解説

基礎工事とは、建物と地面のつなぎ目となる「基礎」をつくるための工事です。

基礎は、建物の重さだけでなく、風や地震の揺れといった外からの力をバランスよく地面に伝える役割を持ちます。
基礎がしっかりしていないと、建物が傾いたり沈下したりする危険があります!
そんな家には安心して住んでいられないですよね。

また、基礎工事は地面から上がってくる湿気を遮る役割もあります。
地震が多く高温多湿の日本では、基礎が頑丈でないと家が長持ちしません。

そのため、基礎工事で頑丈な基礎をつくることは、住宅建設でとても重要な工程となります。

注文住宅で用いられる基礎工事の種類をご紹介

基礎の工法には種類があり、ハウスメーカーやエリア、地盤の固さなどによって採用される工法が異なりますが、主に用いられるのは以下の2つです。

ベタ基礎

固くしっかりした地盤に、コンクリートの基礎を直接つくる方法です。
建物の床下全面を鉄筋コンクリートで覆います。

建物全体と同じ広さの基礎で地盤全体へ力を分散させるので、耐震性に優れていることがメリット。
地盤の強度が比較的小さくても頑丈な基礎をつくることが可能です。

床一面が鉄筋コンクリートの基礎になるので、地面から湿気が上がってきたり、地中からシロアリが侵入したりする被害も防ぎます。

ただし、床一面を鉄筋コンクリートで広く覆うため鉄筋とコンクリートの使用量が多く、コストがかかることがデメリット。

新築から1~2年は鉄筋コンクリートから水分が出るため、水抜き用の穴を開けるなどの対策も必要です。


店舗のエリアにもよりますが、ナチュリエ 札幌店では、このベタ基礎を採用しています。

布基礎

床全体ではなく、壁や主な柱の下の地面深くまで鉄筋コンクリートを流し込むことで基礎をつくる方法です。

柱と柱の間は基礎を敷き詰めているため連続した形になりますが、床下に鉄筋コンクリートがなく土がむき出しの部分もできます。
ベタ基礎と比較して基礎部分が少ないことが特徴です。

そのため、鉄筋コンクリートの使用量が少なくコストが抑えられる、基礎全体が軽いため地盤への負担が少ない、基礎のポイントによっては部分的に強度が高くなることがメリット。

一方、面で支えるベタ基礎よりも耐震性は劣ること、土の部分から湿気が上がりカビが発生したり、白アリが侵入したりする可能があることがデメリットです。
土の部分を薄いコンクリートで覆い湿気や白アリの侵入を防ぐ方法もあります。


そのほか、独立基礎、SRC基礎、杭基礎といった工法もありますが、現在住宅の基礎工事として主に行われているのはご紹介した2種類です。



注文住宅建築の基礎工事の工程・完成するまでの流れ

注文住宅の基礎工事はどんな工程で進むのでしょうか?
今回はベタ基礎を例に、基礎工事の流れをご紹介します。

【1】地縄張り・遣り方出し

まずは敷地のどこに建物が建つのか、縄やビニール紐を張って印をつける「地縄張り」を行います。

そして建物の正確な位置や基礎の高さを設定するために、図面をもとに杭や木板などで仮設物を作っていきます。
この作業を、「遣り方出し」といいます。

【2】掘削工事、砕石敷き

基礎の底となる深さまで重機を使って地面を掘り、そこへ砕石を全体に敷き詰めます。

砕石を敷き詰めたあとは機械を使って地盤を転圧(地面に圧力をかけて地盤を固めること)し、しっかりと締め固めることが大切です。

掘削工事のことを「根切り」、地盤を締め固める作業のことは「地業」とも呼ばれます。

【3】捨てコンクリート流し

締め固めた地盤の上に防湿シートを敷き、コンクリートを流します。
基礎を正確な位置に作る為の印をつけることと作業がしやすいように地面を水平にする為のものです。
「捨てコンクリート(捨てコン)」と呼ばれ、無筋で基礎の頑丈さには直接影響はありません。

コンクリートが乾いたら、基準線を引いていきます。

【4】配筋

基礎は鉄筋コンクリートでできており、その鉄筋を組み立てることを「配筋」と言います。

配筋は基礎の強度や寿命に大きな影響を与えるため、工程の中でもとても重要な作業です。

【5】型枠設置、コンクリート打設

基礎の外周に木製や鉄製などの枠を組み、そこへベースとなる鉄筋コンクリートを流し固める作業(打設)を行います。

ベース部分の鉄筋コンクリートが乾いたら、次は基礎の立ち上がり部分に型枠を組み、基礎と土台を繋ぐ「アンカーボルト」を設置したうえで鉄筋コンクリートを打設します。

【6】仕上げ

鉄筋コンクリートが乾いて強度が出るまで養生したら型枠を外して、ひび割れや欠けが無いか状態を確認します。

そのほか土間や勝手口部分の鉄筋コンクリートを打設したり、不要な部分を削り取るなどして仕上げ、基礎工事が完成となります。


地縄を張るところから完成までは、一般的に1ヵ月半ほどの時間が必要です。

ナチュリエが実際に施工した住宅の基礎工事もぜひご確認ください!

注文住宅建築の基礎工事。現地でチェックすべきポイントは?


 Kさま リビング

基礎工事が始まったら、ぜひ現地に足を運んで進捗や工事内容をチェックしましょう!

もちろん専門家ではないので細かく確認できるわけではありませんが、自分でチェックできるポイントもありますよ。
ハウスメーカーより基礎の設計図(基礎伏図、プレカット図など)をもらい、それを見ながらこんな点をチェックしてみましょう。

基礎のサイズを照らし合わせる

基礎の設計図に記載されているサイズと実際のサイズを照らし合わせてみましょう。
基礎の高さや幅が合っているかを現地で確認することが大切です。

鉄筋の本数や間隔、かぶり厚さをチェック

設計図通りに鉄筋が入っているか、鉄筋の本数を確認しましょう。

また、鉄筋同士の間隔や、鉄筋を覆うコンクリートの厚さである「かぶり厚さ」も自分でチェック可能。
鉄筋の間隔やかぶり厚さは、建築基準法で次のように定められています。

  • 鉄筋の間隔:鉄筋同士の間隔は30cm以内
    ※30cm以上間隔があると強度が弱くなってしまいます。
  • かぶり厚さ:基礎は捨てコンクリート部分を除き6cm以上必要
    ※布基礎の立上り部分を除く

アンカーボルトの設置が適切かチェック

先ほど基礎工事の工程でご紹介しましたが、アンカーボルトは基礎と土台を繋ぐ役割があり、非常に重要なボルトになります。

  • アンカーボルトは基礎の幅に対して中央に設置されているか
  • アンカーボルトの間隔は住宅金融支援機構基準の2.7m以内が守られているか

など、アンカーボルトが適切に使われているかチェックしましょう。


工事の現場ではさまざまな資材や機材があるので、安全確保に十分注意が必要です。
現場を見学する際には、事前に日時を現場監督へ伝えておきましょう。

まとめ

●注文住宅の基礎工事とは、建物と地面をつなぎ、重さや力を地面に伝える「基礎」をつくるための工事。基礎がしっかりしていないと建物が傾いたり沈んだりしてしまうので、住宅建築にはとても重要です。

●基礎工事の工法にはいくつかの種類があり、ハウスメーカーやエリアなどによって採用する工法が異なります。注文住宅でよく用いられるのはベタ基礎や布基礎などです。

●ベタ基礎工事の工程は、地縄張り、遣り方工事、掘削工事をして砕石を敷き詰め、捨てコンクリートを流したら鉄筋を組みます。その後、型枠、アンカーボルトを設置し、コンクリートを流して鉄筋コンクリートを固めます。完成までは通常1ヵ月半ほどの時間が必要です。

● 基礎工事は注文住宅建設でとても大切な工程です。注文住宅の基礎工事が始まったらぜひ現地を見学してみましょう。基礎工事の大まかな流れやポイントを押さえて工程をチェックしてみてくださいね。


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