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注文住宅トラブルで多いのは?事例や対処法、トラブルを防ぐ方法も

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注文住宅トラブルで多いのは?事例や対処法、トラブルを防ぐ方法も

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目次

こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。

長い時間をかけて進める注文住宅の建築では、残念ながらトラブルが起こることもあります。
今回はそんな注文住宅で起こりうるトラブルについてのお話です。

どんなトラブルが起きやすいのか、トラブルが起こってしまった際の対処法やトラブルを防ぐための対策についてもご紹介します!


家の図面と電卓のイメージ

注文住宅を建てる際に起きやすいトラブルとは?

注文住宅で起こることが多いトラブルとして、よく聞く事例をご紹介します。

完成がイメージと違う、希望の通りになっていない

住宅のデザインや間取り、設備や建材にいたるまで、打ち合わせをしながら自分たちの希望を反映させてつくる注文住宅。

しかし、自由にプランをつくれる反面、建築会社とイメージの共有がしっかりできていないと「完成した住宅がイメージと違う!」となってしまう可能性があります。

イメージがきちんと伝わっていなかった、言った・言わないというトラブルは、よく耳にする事例です。

施工ミスや設備の不具合がある

注文住宅が完成して住んでみたら、傷や汚れなどの施工ミスがあったり、設備に不具合があったりと、気になるところが出てくることも。

手抜き作業によるこれらの施工ミスや不具合は、建築会社に直してもらう時間や手間がかかるため、避けたいトラブルの一つです。

工期が遅れる

注文住宅を建てるには半年〜1年半程度の時間がかかるのが一般的です。
しかし、さまざまな理由から工期が遅れてしまう場合もあります。

進学・就職のタイミングに合わせて完成を予定していた場合、新しい家へ入居できないと通学や通勤が大変になるということも。
また、現在の賃貸住宅の契約期間に合わせて予定を立てていた場合は、仮住まいの費用がかかってしまうなど、予定がずれてしまうことによるトラブルも考えられます。

追加費用が発生する

建築会社に追加工事を提案され、内容をしっかり確認しないまま受け入れてしまうと、実は追加費用が発生する工事だったというケースもあります。

また、注文住宅を建てる際には工事費用のほかにも諸費用などが必要です。
諸費用は基本的に現金で用意する必要があるため、金額を確認しておかないと「そんなに現金の用意がない!」という事態になってしまう可能性も。

注文住宅ではこのようなお金のトラブルも発生する場合があります。

近隣住民とトラブルになる

新築工事中はどうしても作業音や人の出入りなどで騒がしくなってしまいます。
適切な対応を行なっていないと、工事現場の近隣住民から苦情が入る可能性もあります。

完成後は長く住むことになるので、近隣住民との関係は良くしておきたいものです。



注文住宅トラブルが起こったらどう対処する?

トラブルが起こってしまったら、その時点の状況と契約内容の確認をしっかり行うのがポイントです。

施工ミスなどによって工事をやり直す必要があるなら、契約内容などをもとに費用をどちらが負担するのか、適用できる補償はないかなどの確認を。

工事の遅延が発生した場合は、まずは状況の確認をしっかり行いましょう。
建築会社や工務店側に理由があって遅れてしまうのであれば、仮住まい費用など発生した費用の補償を請求できる可能性があります。
また、延期後の工事日程や引渡し日を明確にし、改めて書面にしてもらいましょう。

どうしても当事者間の話し合いで解決しないことがあれば、できるだけ早い段階で第三者機関や公的機関に相談することも検討しましょう。

注文住宅トラブルを未然に防ぐための対策


建築会社との打ち合わせ風景

注文住宅でのトラブルは、起こってしまう前に防ぐことが大切です。
トラブルを防ぐためにできる対策をご紹介します。

信頼できる建築会社に依頼する

満足できる家を建てるためには、信頼できる建築会社に依頼することが重要です。
ハウスメーカーや工務店の実績や営業の様子などをチェックして、信頼度が高い業者を見極めましょう。

注文住宅の実績が豊富な建築会社は信頼できる傾向にあります。
施工主の口コミなどもチェックして、問い合わせたときの対応が明確かどうかなどを確認するのもおすすめです。

万が一トラブルが起こったときにどのような対応をしてくれるのか、アフターサービスの内容や期間などについても確認しておくと安心です。

余裕のあるスケジュールを組む

事前に対策をしていても、トラブルが起こってしまうことはあるかもしれません。
余裕のあるスケジュールを組んでおくことで、万が一のトラブルでも心に余裕を持って対応することができるでしょう。

例えば、工期の遅れなどは天候や災害などでやむを得ず発生する場合もあり、どんなに対策をしていても避けられない可能性があります。
そういったことを見越して、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心ですね。

打ち合わせでコミュニケーションを取る、内容を確認・記録する

注文住宅で建築会社との間に起こるトラブルの原因の多くは、コミュニケーションと内容確認の不足です。

打ち合わせ時や工事中には、こんなことを心がけましょう。

  • イメージは写真などを使って具体的に伝える
  • 打ち合わせ内容は、メモをとるなど記録をしておく

イメージの違いや「言った・言わない」のトラブルを避けるため、打ち合わせは入念に、そしてしっかり記録をしておくことが大切です。
電話で話した内容についても自分たちでメモを取っておきましょう。

また、追加工事やオプションにどのくらいの費用がかかるのか確認しておくことも大切です。
工事がスタートしてから内容の変更やオプションの追加を行うと、工期の遅れや追加費用が発生する可能性があります。
内容変更はいつまで可能か、追加費用はいくらになるのかという点もあらかじめ確認しておきましょう。

打ち合わせのポイントについて、さらに詳しくはこちらもご覧ください。
注文住宅の打ち合わせで注意点はある? 内容や回数の目安も解説!

着工前に近隣住宅へあいさつ

近隣住民とのトラブル防止には、工事が始まる前にあいさつをしておくことがポイントです。
粗品を持参して訪問し、自己紹介と工事日程などを伝えておきましょう。

注文住宅が完成したら長い付き合いになるご近所さん。
着工前と完成後、両方のタイミングであいさつに伺うことで印象も良くなりますよ。

現場に足を運ぶ

工事中にマメに現場に足を運んでチェックしておくことで、工事の進行具合や内容を確認でき、施工ミスや不具合などを見つけることができます。
工事の工程表をもらい、「進行に遅れがないか」「設計通りに工事が進んでいるか」「イメージと違う部分はないか」という点を自分で確認しましょう。

イメージの相違や施工ミスに関しては、できるだけ早いタイミングで気付くことができれば対処が可能な場合も多くあります。

施主がよく見に来る現場では、職人さんも程良い緊張感をもつことができます。

内覧時によく確認する

家が完成したら内覧をしますが、このときにもよくチェックすることもポイントです。

引き渡しをした後に施工ミスや不具合が見つかった場合、建築会社で対応することが難しいケースもあります。
引き渡しの前に図面などを見ながら細かい部分までチェックしておき、気になる部分があれば担当者に確認しましょう。

まとめ

●注文住宅を建てる際によくあるトラブルには「完成した住宅がイメージと違う」「施工ミスや設備の不具合」「工期の遅れ」「追加費用の発生」「近隣住民とのトラブル」などが挙げられます。

●注文住宅トラブルが発生したら状況や契約内容、補償内容などをよく確認し、必要な対応をしてもらいましょう。
もし工期が遅れたら、延期後の工事日程や引渡し日を明確にして改めて書面にしてもらうことをおすすめします。

●注文住宅でのトラブルを防ぐためには信頼できる建築会社に依頼し、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。
また、打ち合わせの際には担当者とコミュニケーションを密に取り、完成後の家がイメージと違う、言った・言わないというトラブルを防ぐためにも写真などを使って具体的なイメージを共有し、打ち合わせの内容は記録をしておきましょう。
近隣住民へは工事が始まる前にあいさつをしておき、工事が始まったら現場に足を運んで自分でチェックし、引き渡し前にもよく確認することをおすすめします。

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