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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
家を購入したいけれど、一戸建てとマンションどちらが良いか迷っている…という方も多いでしょう。
今回は一戸建てとマンションそれぞれのメリット・デメリットを解説し、さらに詳しくさまざまな面で比較していきます。
購入費用やランニングコスト、将来的な資産価値、住みやすさなど、色々な点からじっくり比較して、後悔のない住宅選びをしましょう!
最後に一戸建てとマンションでそれぞれに向いている人の特徴もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
一戸建てかマンションか悩む!まずはメリット・デメリット比較
庭付きの一戸建ての住まいもステキですし、都会のマンション暮らしも憧れますよね。
まずは一戸建てとマンションそれぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう!
一戸建てのメリット
一戸建てのメリットといえば、やはり広さ!
夫婦の寝室や子ども部屋もたっぷり取れる、広々とした戸建住宅は夢が膨らみます。
建物が独立しているので、隣の家への騒音や下の階の振動などを気にする必要もなく、小さな子どもがいる家庭でものびのびと生活することができます。
建物以外にも敷地内に庭や駐車場などのスペースを確保できるのも魅力です。
また、注文住宅であれば、間取りやデザイン、素材から設備まですべて自分たちで考えて理想の家づくりをすることができます。
将来の暮らしに合わせて改築するなど自由度が高いため、住まいにこだわりのある方は一戸建ての方がより心地よく暮らせるでしょう。
一戸建てのデメリット
戸建住宅の立地は駅からの距離が遠かったり、最寄りの交通機関がバスしかないという物件も多いです。
札幌など冬に雪が積もる地域では、バスでの移動は大変な場合もあります。
冬は雪かきを各家庭でしなければならないこともあり、管理の手間がかかる点もデメリットとして挙げられます。
また、管理会社などが共用部や外壁のメンテナンスを行ってくれるマンションとは違って、一戸建ては自分で維持や修繕をする必要があるのもデメリット。
お金がかかるからと建物の傷みを放置していると、建物自体の資産価値を大きく下げることにもなりかねません。
さらに、セキュリティ設備が整い管理人が常駐するマンションよりも、防犯上のリスクが高いとも言えます。
マンションのメリット
マンションは駅近や駅直結であったり、周辺にスーパーやコンビニが多いエリアにあるなど、利便性が高い物件が多いのが大きな魅力です。
オートロックや防犯カメラ、管理人の常駐などセキュリティが万全に整っているマンションも少なくありません!
マンションなら専有部分がワンフロアなので、階段もなく、小さな子どもや高齢の方でも生活しやすいですね。
高層階の部屋なら日当たりや眺望も期待できるでしょう。
また、マンションによっては便利な共用設備を活用することができます。
大規模なマンションなら24時間365日ごみ捨てが可能なごみステーションがあったり、留守中でも受け取り可能な宅配ボックス、ゲストルームなど、利便性が高いのもメリットです。
マンションのデメリット
マンションのデメリットは一戸建てと比較して狭い物件が多いということです。
将来的に家族構成が変わった場合や高齢となったときにリフォームができないこともあります。
また、集合住宅なので隣部屋や上下階からの騒音で悩まされることや、逆に迷惑をかけないよう気を使って生活しなければならないという可能性も。
新築のマンションであれば防音性が高く騒音トラブルは比較的少ないですが、夜中や早朝には音に配慮したほうがいい場面もあるでしょう。
マンションは建物の管理を自分でしなくていい分、毎月の管理費や修繕積立金などが必要となることもあります。
車や自転車を所有していれば駐車場代や駐輪場代も考慮する必要があります。
さらに詳しく!一戸建てとマンションを費用・価値・住み心地で比較
一戸建てとマンションをさまざまなポイントから比較してみましょう!
費用面では最初の購入費用、光熱費などのランニングコスト、将来の資産価値などもチェックしていきます。
住みやすさやセキュリティについてもしっかり比較しておきましょう。
購入費用はどちらが高い?
購入費用は物件や周辺環境の条件、住宅ローンの金利などさまざまな条件によるので、一概にどちらが高いとは言いにくいです。
ただ、同じような条件の場合、かつては一戸建てよりマンションのほうが安いと言われていましたが、近年は都心部を中心にマンション価格は上昇傾向にあります。
一戸建てと同じような条件のマンションであれば、一戸建てより購入価格が高くなってしまうことも珍しくありません。
諸費用やランニングコストは?
住宅を購入する際には土地や物件の購入費用だけでなく、不動産取得税や印紙税といった税金や住宅ローン手数料といった諸費用の支払いも必要です。
また、入居中も固定資産税や保険料、光熱費などのコストが発生します。
これらの費用を比較しましょう。
購入時の諸費用
住宅購入時に必要な諸費用の総額は物件価格や契約内容によって異なります。
目安としては、注文住宅なら土地・建物の購入総額の10~12%程度、建売住宅や中古住宅では物件購入価格の6~8%程度となります。
マンションなら購入価格の3~5%程度になるでしょう。
一戸建てとマンションで共通して必要となる諸費用の内訳は下記の通りです。
- 印紙税
- 登録免許税
- 登記手続きを依頼する際の司法書士報酬
- 不動産取得税
- 仲介手数料
- 住宅ローンの融資手数料やローン保証料
さらに、マンションならこれらに加えて修繕積立金の支払いも必要です。
諸費用の詳しい内訳や総額の目安、シミュレーション例などは「住宅購入に必要な諸費用とは?軽減措置や総額の目安などを解説!」もあわせてご覧ください。
入居中のランニングコスト
一戸建てでもマンションでも、住宅を所有している間にかかるランニングコストには下記のようなものがあります。
- 固定資産税・都市計画税
- 火災保険料・地震保険料
- 光熱費
これらにプラスして、一戸建てでは経年劣化や故障などがあった際の修繕費や、エリアによっては町内会費などが必要です。
マンションでは上記のほか、管理費、修繕積立金、駐車場代などがランニングコストとなります。
光熱費については、一戸建ての方が家が広い分多くかかる傾向にあります。
とはいえ、一戸建てならボイラー設備や電気の契約会社を自由に選ぶことができ、太陽光発電などの自家発電システムも設置が可能なため、工夫次第で節約することができます。
マンションでは管理費や修繕積立金が必要なのでランニングコストが高いと考える方もいるかもしれません。
しかし一戸建てなら自分で防犯カメラを設置したり外壁工事をすることになるため、必要となった際にはまとまった費用が発生します。
結局このような費用を毎月少しずつ支払うか、まとめて支払うかという違いですので、同じことだとも考えられますね。
「一戸建てにかかる維持費は?マンションとの比較や抑えるコツ」では、戸建住宅でどんな費用がいくら必要か、マンションの維持費との比較、維持費を抑える方法などをご紹介。
こちらもぜひあわせてチェックしてみてください!
将来の資産価値はどうなる?
時間の経過によって建物が老朽化し、建物の価値が下がっていくのは一戸建てもマンションも同じです。
ただし、一戸建ての場合は土地があり、土地の価格は時間の経過で下がることはないため、一定の資産価値を保ちやすいと言えるでしょう。
また、一戸建ては建物が老朽化しても修繕や建て替え、リフォームなども自由に行うことが可能で、中古価格の査定ではリフォームの状態が反映されるケースも増えています。
マンションの場合も建物が古くなるにつれて資産価値が下がっていきますが、管理会社などによって管理がなされることもあり、資産価値が急速に下がることはあまりありません。
さらに、近隣地域の再開発などでエリアの利便性や価値が上がると、マンションの価格がアップする可能性もあります。
建物が老朽化する前に短い期間で売却する可能性があるなら、都心のマンションは郊外の戸建住宅よりも売却しやすいケースもあります。
住みやすさ、快適性は?
独立した建物と広い部屋でのびのびと開放的に暮らせるのが魅力の一戸建て。
窓が多く日当たりや風通しの良さが期待できるほか、マンションのように隣や上下階への騒音を配慮する必要があまりないなど、小さな子どもがいる家族でも住みやすいでしょう。
一戸建ては繁華街から離れた閑静な場所に建てられることが多いです。
そのため、まわりに自然や公園が多くあったり、庭で家庭菜園を楽しんだりペットスペースを作ることができるなど、自由で落ち着いた住環境で過ごせます。
しかしその分、最寄り駅から離れていたりスーパーも少し遠い場所にあるなど、エリアによっては車がないと生活しにくいケースもあるでしょう。
マンションは一戸建てに比べるとコンパクトな間取りが多いですが、その分、家事動線に優れているともいえます。
階段のないワンフロアなので、高齢者や小さな子どもにとっても負担や危険が少ないのも良いですね。
また、気密性が高く一戸建てより広さがない分、部屋の冷暖房は効きやすいでしょう。
さらに、マンションの構造は鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造であることが多く、木造住宅よりも堅牢な建物だとされています。
地震対策には耐震性の高さ以外にも免震装置などを備えていたり防災倉庫があるマンションもあり、防災面で安心できることも多いでしょう。
ただ、部屋によっては日当たりや風通しがあまり良くなかったり、ペットを飼いたくなっても飼えないことがあったり、生活音によるトラブルのリスクも考えられます。
プライバシーやセキュリティは守られる?
一戸建ての場合は隣家との距離がある程度守られるため、プライバシーを確保しやすいです。
家族の中でもそれぞれの部屋を作るなど、プライバシーを尊重して生活することができますね。
セキュリティ対策は、ホームセキュリティサービスなどを使用しながら家庭ごとに自分たちで行う必要があります。
マンションの場合は隣や上下階に隣人が住んでいるため、生活の中で他の住民の気配を感じることも多いでしょう。
また、管理組合や自治会などへの参加が必要となる場合があるなど、近所付き合いを求められることもあります。
ただしマンション単位でオートロックや防犯カメラ、常駐管理人などのセキュリティ体制が整えられているため、安心感もあります。
一戸建てとマンション、それぞれ向いているのはこんな人!
一戸建てとマンションをさまざまな面から比較してきましたが、それでもどちらを購入するべきか悩む人も多いでしょう。
そんなときはそれぞれの特徴やメリットを比較したうえで、自分たちのライフスタイルや家族の将来の形を見据えて優先順位を考えると良いですよ。
一戸建てとマンション、それぞれどんな人におすすめなのかご紹介します。
一戸建てに向いている人
一戸建てがおすすめなのはこんなライフスタイルや将来像を描いている人です。
- 郊外でのびのびと暮らしたい
- 小さい子どもがいる、子どもが産まれることを想定している
- 庭のある暮らしに憧れがある
- 将来的に売却できる資産(土地)を持っていたい
- 家族の人数が多く、それぞれの個室が欲しい
- 暮らしに合わせて改築をすることを想定している
家が広くて部屋数も多く、周辺環境が広々としているほうが暮らしやすいという家族は一戸建てが向いているでしょう。
特に子どもやペットがいる家庭だと、音を気にせずに遊べる場所が家の中にあると快適に生活できそうですね。
また、庭のある暮らしを叶えやすいのも一戸建ての利点。
BBQやガーデニング、家庭菜園などの趣味がある方は、庭があると趣味も思い切り楽しめるでしょう。
安全への配慮は必要ですが、砂場を設置したり、ブランコを設置したりと、子どもをのびのび遊ばせられる環境をつくることもできます。
庭の活用方法については「庭でできることって?庭のメリットや楽しみ方、庭づくりのポイントとは」もご参考ください。
将来的な資産価値にこだわりたい人や、先祖代々の土地がすでにあるという場合などにも一戸建てがおすすめです。
改築の自由度も一戸建ては高いです。
マンションに向いている人
一方、こんな方はマンションを検討してみてはいかがでしょうか。
- 都心で利便性の高い生活をしたい
- 仕事の帰りが遅いので駅近で、セキュリテイがしっかりしている家に住みたい
- 10年以内に売却を考えている
- 間取りや収納に強いこだわりがない
利便性を重視している人や、ライフスタイルや家族構成などに合わせて住み替えを考えている人にはマンションがおすすめです。
仕事で忙しい人も、マンションなら夜中や早朝でもゴミ出しができたり、共有部分の清掃は管理会社がしてくれるなど、マンションならではのメリットを感じることができるでしょう。
一戸建てとマンションのメリット・デメリットを知って検討を
広い家でのびのびと暮らせる一戸建てと都心に多く便利に暮らせるマンション。
一戸建てのメリットは広さと独立性、自由度の高さです。
隣人への騒音や振動の心配が少ないので小さな子どもがいる家庭でものびのび生活できます。
デメリットは、立地が郊外となることが多いので、駅から多少歩いたりバスを利用したりする必要があることや、建物や敷地を自分で維持・修繕をする必要があることでしょう。
マンションは都心に多いため交通の便がよく、エレベーターやオートロック、防犯カメラも設置されているなど便利でセキュリティもばっちりです。
ただ、一戸建てと比較して狭い物件が多く、同様の条件で探すと価格が高い可能性があります。
近所付き合いや騒音・振動、毎月の管理費や駐車場代といったランニングコストにも注意が必要です。
購入費用については、近年はマンション価格が上昇傾向。
購入時の諸費用の総額は一戸建てのほうが高いことが多く、ランニングコストは管理費や修繕積立金、駐車場代などが必要なマンションのほうが高くなることが多いです。
建物の資産価値はマンションのほうが下がり方が緩やかですが、一戸建ては土地がある分、年数が経過しても一定の資産価値を保つことができます。
住みやすさや利便性、プライバシーなどはライフスタイルや家族構成などによっても優先順位が変わるでしょう。
どちらを購入するか迷ったら、郊外でのびのび暮らしたい方は一戸建て、都心で便利に暮らしたい方はマンションがおすすめです。
これからどんな暮らしをしたいか、将来どんな家庭が理想かなど、ライフプランや将来像に合わせて住宅を選びましょう。
一戸建てかマンションか迷っている方は、「一戸建てとマンションを比較!悩むならメリット・デメリットも確認」もぜひ合わせてご覧ください。
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