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薪ストーブと暖炉の違いは?薪ストーブのメリット・デメリットも

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薪ストーブと暖炉の違いは?薪ストーブのメリット・デメリットも

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目次

こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」スタッフです。

 

近年北欧家具の人気が高く、自然を感じられるような、温かみのある内装やデザインに注目が集まっています。

そのような影響もあり、日本でも薪ストーブや暖炉のある家に住んでみたいと憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、同じだと思われやすい薪ストーブと暖炉との違いや、薪ストーブのメリット・デメリット、費用の目安、購入前の注意点や使用する際のポイントについて解説します。

薪ストーブの購入を検討されている人は、是非参考にしてみてください。



薪ストーブと暖炉の違いとは?

大きな違いは3つあります。

 

素材や構造の違い

1つ目は、造りそのものが異なります。

 

薪ストーブは、壁や床を守る炉台の上に設置します。

薪をくべるスペースが鉄で造られているだけでなくガラス扉があり、ストーブ部分は建物自体からは切り離されています。

ストーブの上に物を置けるため、やかんを温めたり、オーブンとしても使えるため料理も楽しめます。

 

暖炉は薪をくべるスペースがレンガや石などで造られていて、扉はないものが多く、暖炉本体が壁に埋め込まれている状態になります。

扉がないため、炎のゆらぎや爆ぜる音、匂いなど、温かさだけでなく冬らしい雰囲気を楽しむこともできます。

 

煙突の形状の違い

2つ目は、煙突の形状です。

薪ストーブの煙突は室内から壁に入り、壁の内部を抜けて外に煙を出します。

暖炉の煙突は壁の中を通り外に抜け煙を出します。

 

また、最近では薪ストーブのひとつの種類としてペレットストーブというものもあります。

木製ペレットを燃料とするペレットストーブの煙突は、壁に横出しの排気筒を通すだけの構造になっています。

 

ペレットストーブは、暖房や薪ストーブと比較すると発生する煙が少ないのも特徴です。

電気を使用する機種もあり、火力の自動調整など便利な機能が使えるものもあります。

新築時に設置する必要がある暖炉や薪ストーブとは違い、ペレットストーブならリフォームでも設置できます。

 

熱効率の違い

3つ目は、熱効率や暖房機能についてです。

薪ストーブは鉄でできた本体が露出し扉で密閉しているので放射熱を発します。

離れたところにも熱が届き、家全体が暖まりやすくなります。

暖炉は、薪を燃やすとその熱の多くが煙突から直接外に出ていきます。

そのため暖炉の近くの空気しか暖まりません。

 

薪ストーブの暖房方式には2種類あります。

蓄熱性があり火が消えてからもしばらく暖かさが続く輻射式と、速暖性があり早く温まる対流式です。

どんな風に家を温めたいかイメージして決めるとよいでしょう。
 



薪ストーブのある家のメリット・デメリット



薪ストーブを設置するメリット・デメリットについてそれぞれ解説します。

 

薪ストーブのメリット

薪ストーブを設置するメリットは大きく4つあります。

 

暖房に光熱費がかからない

薪ストーブは、燃料となる薪さえあれば、電気やガスに費用をかけずに暖房をすることができます。

遠赤外線の輻射熱で部屋や家全体を暖めるため、体が芯から温まります。

また、災害時に停電してしまった時なども、薪ストーブなら電気なしでも使用できるので心強いですね。
 

調理に利用できる

薪ストーブではお湯を沸かすだけでなく、煮込み料理やお菓子作り、ピザを焼くなど料理も楽しめます。

薪ストーブがあるリビングなど、みんながいる空間で料理をすれば、家族の会話も自然と増えて団らんの楽しみも広がります。

コンロで長時間料理をする代わりに薪ストーブの上で調理をすれば、光熱費の削減にもなります。
 

炎のゆらめきにリラックスできる

炎には癒しの効果もあります。

電気やガスとは違う薪ストーブの火が心を落ち着かせたり、家族が自然と集まるスペースとなり、ぬくもりを感じられるのが魅力の一つです。

薪ストーブの前で家族が団らんできたり、一人でゆっくりお茶をするリラックスの場にすることもできます。
 

おしゃれな部屋になる

薪ストーブは海外のインテリアというイメージもあり、設置すると存在感のあるおしゃれな部屋になります。

メーカーによっても形やデザインがさまざまなので、どんな雰囲気のお部屋でも合う薪ストーブを探すことができます。

 

設置するだけでレトロさが演出でき、温かみもある印象になり、お部屋のコーディネートがさらに楽しめます。

 

薪ストーブの魅力についてはこちらもご覧ください。
薪ストーブのある暮らしの魅力とは?注意点や施工事例もご紹介!

 

 

薪ストーブのデメリット

薪ストーブにはメリットもあればデメリットもあります。詳しく見ていきましょう。

 

部屋が暖まるまで時間がかかる

薪ストーブは薪をくべてから部屋が暖まるまで時間がかかります。

暖まった後の暖房効率には優れていますが、暖房を初めてすぐに部屋や家全体に熱が行き届くわけではありません。

 

初期費用が高い

薪ストーブの導入時には、薪ストーブ本体の他にも煙突や、それらを設置する工事費も必要です。

トータルで100万円以上かかることもあります。

 

メンテナンスの手間・費用がかかる

薪ストーブの煙突には煤などがこびりつきやすいので掃除・手入れが必要です。

掃除をする場合は煙突の上から行う必要があり危険性も高いため、専門業者に依頼するケースも多く、その分費用がかかります。

 

また薪ストーブを使用するには薪が必要です。

自分で薪を調達して薪割りや乾燥させる場合は手間がかかって大変です。

購入する場合は高額になることもあります。

 

また、薪を収納しておく空間も別に必要になります。

 

ナチュリエは薪ストーブを設置した新築注文住宅の施工例がたくさんあります。

こちらのご家族では、小さなお子さんが2人いらっしゃるので、安全のためにも扉がある薪ストーブを導入。

暖かな空間でのすてきな暮らしをぜひご覧くださいね。

暖炉のあるステキなお家の施工事例を見る

 

薪ストーブのある家の費用目安は?



薪ストーブの設置、使用する薪、メンテナンスにかかる費用について解説します。

 

煙突・薪ストーブの設置費用

薪ストーブのある部屋を作る場合には薪ストーブの他に、煙突も設置しなくてはならず、初期費用が高くなりがちです。

 

薪ストーブと煙突設置の工事費用なども含めると、全て合わせて100万円ほどかかることが多いです。

 

薪の購入費用

薪を購入する場合は、1日あたり(1束約500円×3束使用の場合)1500円程かかるので、1ヶ月で45,000円程の費用となります。

 

自分で薪を用意できる場合は費用を抑えられますが、薪割りや薪の乾燥、更に薪を1年半〜2年乾燥させるためのスペースの確保など、手間や時間はかかります。

 

メンテナンスにかかる費用

薪ストーブを使用すると煙突内部に煤やクレオソート(揮発性有機タール)がこびりつくので、定期的なメンテナンスが必須となります。

 

目安としてはシーズンが終了するタイミングに1回程度ですが、シングル煙突の場合は内部にタールが溜まりやすく、1月に1回の掃除が必要になることもあります。

 

専門業者に依頼する場合、業者や地域によって異なりますが1回につき2〜5万円が相場となります。

 

薪ストーブのある家で購入前に気をつけたいポイント



薪ストーブは購入するにあたり、3つ気をつけるポイントがありますので解説します。

 

煙突の種類・高さは適切か

薪ストーブを設置すると、排気を逃がす煙突が必須となります。

煙突から出た煙が近所迷惑となる場合があるため、煙突の高さなど、よく注意した上で設置することが大切です。

 

煙突は屋根よりも高くしましょう。

煙は上に登っていくので地表や家に降りてくることは滅多にありません。

また薪はきちんと燃焼すれば、ほぼ無色無臭です。

 

煙突が軒下や屋根や壁のすぐ横にある場合は、煙が壁などにあたって温度が下がり地表に漂うこともあるので注意してください。

また、煙突の設置の際には、近所の家に煙が流れるような向きを避けるようしなければいけません。
 

設置場所をどうするか

薪ストーブは家全体を暖められるリビングなどに設置するのがおすすめです。

リビングに設置するとダイニングやキッチンが近い場合、一緒に暖めることができ、家族団らんにも一役買えます。

 

薪ストーブは、一度設置すると簡単に移動ができません。

また薪ストーブは気温の低い時期のみ使用するので、暖かい時期に薪ストーブが部屋にある生活スタイルもイメージしておきましょう。

 

換気や防火などの安全面に配慮できているか

薪ストーブには煙(排気ガス)を排出する煙突が不可欠です。

屋根上まである煙突の設置がないときちんと換気ができません。

 

また、薪ストーブは火を使うため、近くに燃えやすいものを置かないのはもちろんのこと、石やレンガで後ろに防火壁を作るなど、防火対策も徹底しましょう。

 

薪ストーブを使用する際の注意点やメンテナンス方法



薪ストーブを使用するときに注意するポイント・メンテナンス方法を2つ解説します。

 

薪は十分に乾燥させて使用する

薪ストーブにくべる薪はしっかりと乾燥させましょう。

完全に乾燥していないと火の付きが悪く、部屋が暖まる時間もかかってしまいます。

また煙突に煤やクレオソールがこびりつき煙導火災を起こしやすくなります。

 

薪の乾燥の目安は、含水率15~20%と言われています。

風通しの良い場所で雨水に注意し、1年半~2年ほどしっかり乾燥させるとよいでしょう。

十分に乾燥させれば、どんな種類の木でも使用できます。

 

薪ストーブ暖は薪以外を使用すると異常燃焼などを引き起こす原因になるので避けましょう。

 

自分で掃除する方法

薪ストーブはシーズン前やシーズン中に適宜煙突掃除をしてください。

安全に使用するためには煙突のメンテナンス(掃除)が欠かせません。

 

専門業者に依頼する人は多いですが、煙突掃除専門道具を使用すると自分でもできます。

しかし、作業する際にはブラシやロッドの他に、ヘルメット・滑りにくい靴を用意して、命綱などをつけて安全な足場で行ってください。

室内での煙突掃除には、ゴーグルや防塵マスク、古毛布や新聞紙を用意しましょう。

 

薪ストーブの灰は炉床に1~2cmの厚さで残し、他は取り除きましょう。

灰は植物の肥料にもなります。

リンやカリウムなどが豊富なので、是非菜園などで活用してみてください。

 

また、煙突だけでなく薪ストーブのドアガラスも掃除しておきましょう。

ドアガラスには煤汚れやタールが付いているため、きれいに拭きとって汚れを落とします。

汚れが取れにくい場合はガラスクリーナーなども使用しましょう。

 

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薪ストーブ暖炉のある家のメリット・デメリットや薪ストーブとの違いを知って選ぼう

薪ストーブと暖炉は、素材や構造、煙突の配管、熱効率や暖房機能などの点で大きく異なります。

 

薪ストーブのある家のメリットは、暖房費の節約になったり、ぬくもりのあるおしゃれなインテリアが楽しめるだけでなく、薪ストーブの火を利用した調理を楽しめるなど、家族団らんにも役立つこと。

しかし、暖まるまでに時間がかかったり、設置や維持にかかる費用やメンテナンスなど手間のかかる部分もあるので、デメリットも踏まえて設置前によく考えましょう。

 

薪ストーブを設置する際は、煙突の高さや種類、設置場所や換気についても気を配ることが大切です。

使用の際は十分に乾燥した薪を使うなどの注意点にも気を付けましょう。

 

ナチュリエでは薪ストーブのある家の建築の様子や施工事例を見ることもできます。

薪ストーブに興味のある人はお問い合わせいただけば、住宅のプロに相談することも可能です。

 

また、無料の資料請求では、「薪ストーブのあるステキなお家」の事例や、お役立ち情報も盛りだくさんの事例集も無料でお届けします。

注文住宅のナチュリエ札幌にもお気軽にお問い合わせください。



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