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ウッドデッキの掃除方法を完璧に!普段のお手入れでも長持ちさせよう

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ウッドデッキの掃除方法を完璧に!普段のお手入れでも長持ちさせよう

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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。

ウッドデッキのあるお庭、憧れますよね。
友達を招いてBBQをしたり、子どもと一緒に遊んだり、ペットと一緒にのんびり日向ぼっこをしたり……。

おうち時間を豊かにしてくれるウッドデッキですが、掃除やお手入れの方法はご存知ですか?

今回は、ウッドデッキの掃除やお手入れ方法をご紹介します。
正しいお手入れでウッドデッキを長持ちさせましょう!


ウッドデッキのある家

ウッドデッキの掃除は大事!素材ごとの掃除方法を詳しく

お日様と木のぬくもりを感じながら、家族と一緒に心地よい時間を過ごせるウッドデッキ。
庭にウッドデッキをつくりたい!と憧れている方は多いのではないでしょうか。

しかし、ウッドデッキは屋外に設置するので常に雨風にさらされています。
適切な掃除や手入れをしないと傷んでしまうことに!

砂ぼこりや泥汚れがたまると雑菌が繁殖して木材が腐食したり、水はけが悪いと湿気からカビが生えてしまったり。
見た目にも悪いですし、ウッドデッキが割れたりボロボロになったり、そのためにケガをしてしまう可能性もあります。

そういったことを防ぐためにも、日々の掃除が重要!

ウッドデッキの掃除は「ほうきによる掃き掃除」「デッキブラシによる拭き掃除」が基本です。
汚れがひどいときは「中性洗剤を使って掃除」をします。


■ほうきによる掃き掃除
ウッドデッキの木目に沿って表面を掃き、砂ぼこりを取りのぞきます。


■デッキブラシによる拭き掃除
ウッドデッキに水をかけて、デッキブラシでこすり洗いをします。
木目に入り込んだ砂ほこりや泥汚れなどを取りのぞくことができます。
木目に沿ってこすり、最後は固く絞った雑巾で水拭き。
さらに乾拭きをして日光に当てて乾かします。


■中性洗剤を使って掃除
食べ物や飲み物をこぼしてしまったような汚れは、台所用中性洗剤を使って掃除します。
ウッドデッキを濡らしあとに中性洗剤を垂らし、スポンジやモップなどで汚れた部分をこすります。
その後は水で洗剤を流して雑巾で水拭きし、乾拭きをしてから乾かします。


ウッドデッキでよく使われる素材ごとにも、掃除方法をご紹介します。

ソフトウッド

杉やウエスタンレッドシダーなどの天然木。
柔らかな風合いが魅力ですが耐久性にやや劣るのがソフトウッド。
定期的に手入れをしてあげないと傷んでしまう可能性があります。

ソフトウッドのウッドデッキはこまめに掃き掃除を。
板と板の間に入り込んでいる汚れやゴミも、細い棒などを使って取りのぞいてください。

拭き掃除は汚れが気になったときのほか、夏秋冬の季節ごとにも行いましょう。
拭き掃除の後はしっかり乾かしたいので、晴れた日に行うと良いです。

ハードウッド

天然木の中でもウリンやイペなどが該当し、耐久性が高い素材です。
毎日のように掃除や手入れをする必要はありませんが、汚れが気になってきたら掃除をするようにしましょう。

砂ぼこりが気になったら掃き掃除、汚れが気になったら拭き掃除を。
都度の掃除とは別に年に2~3回程度は、デッキブラシでしっかりと拭き掃除を行いましょう。

人工木

ウレタン樹脂やプラスチック、アルミなどを混ぜて作った人工木は耐久性が高いことが特徴。
掃除や手入れも、そうこまめに行わなくても大丈夫です。

大まかな汚れはほうきで払い落し、汚れやカビが気になったときに拭き掃除を行います。
目立つ汚れは中性洗剤を使って落としましょう。

1年に2~3回、デッキブラシで拭き掃除をすれば十分です。



ウッドデッキの掃除をする際に注意したい点は?

天然木は自然の風合いが魅力の反面、耐久性が弱いという特徴があります。

傷む前にこまめに掃除をしたいところですが、柔らかい素材のため強くこすりすぎると塗装が剥がれたり、傷がついた部分から腐食してしまったりする可能性もあります。

柔らかいブラシやモップを選び、傷つけないよう優しく洗ってください。
拭き掃除のあとはしっかり乾かしたいので、晴れた日に掃除すると良いでしょう。

酷い汚れに洗剤を使う場合は、強酸性・強アルカリ性などの洗剤の使用は控え、中性洗剤を使いましょう。

「この素材にはどの洗剤を使ったらいい?」と不安な場合は、工務店やエクステリア専門店へ相談すると安心です。

また、カビ取り漂白剤を使う場合には排水場所に注意してください。
漂白剤が含まれた排水に触れると、庭の樹や花が枯れてしまう可能性があります。

ウッドデッキは日々の管理で長持ちさせよう


ウッドデッキとおしゃれな椅子

ウッドデッキは汚れやゴミ、湿気がたまっていると、そこから腐食したりカビが生えたりして傷んでしまいます。

こまめな掃除はウッドデッキを長持ちさせるコツ!
砂ぼこりや汚れが気になったら簡単にでも、こまめに掃除をしましょうね。

天然木は1年に1度の頻度で、オイルステイン(木材保護着色剤)による再塗装をおすすめします。
剥げてきた色味を補って見栄えを良くすると同時に、ウッドデッキを保護する効果もあります。
塗装後はしっかり乾燥させる必要があるため、天気予報を確認して良く晴れた日に行いましょう。

手入れの手間を省きながら長持ちさせたいなら、汚れが付きにくく耐久性の高い素材を選ぶのもひとつの方法です。

水はけが良い素材、設置場所を選んで、湿気がたまらないようにするのもポイントですよ。

雪が積もる地域では、ブルーシートを被せて冬囲いを行い、水分による劣化を防ぎましょう。

また、ウッドデッキには耐久強度があるので、ブルーシートを被せていても、雪を積もらせたままにしていてはいけません。
雪が積もってきたら、スコップやデッキブラシで雪下ろしをしましょう。

ウッドデッキの上に屋根を設置しておくと、雪が積もりにくくウッドデッキの除雪の頻度を減らせます。

まとめ

●ウッドデッキのゴミや汚れを放置していると、そこからの腐食やカビでウッドデッキが傷む原因になります。
ほうきによる掃き掃除、デッキブラシによる拭き掃除などをこまめに行いましょう。天然木は耐久性が低いので優しく掃除を。
人工木は耐久性が高いので天然木よりは掃除の頻度が少なくて済みます。

●天然木は傷つきやすいので強くこすらず、優しく掃除をしましょう。
酷い汚れには中性洗剤を使いますが、素材との組み合わせは専門家に確認するのが安心。
カビ取り漂白剤を使うときは排水場所に気をつけてください。

●ウッドデッキはこまめに掃除をすることで劣化を防いで長持ちさせることができます。
天然木は1年に1度程度再塗装するのがおすすめ。
見栄えを良くしつつ保護効果もあります。
積雪のある地域では、ブルーシートでの冬囲い、雪下ろしも忘れずに!


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