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住宅ローンのメリット・デメリットとは?固定金利・変動金利の違いを比較

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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」の阿部です。
今回ご紹介するコラムは、住宅ローンについてです。

新しく家を建てることになり、住宅ローンを検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、住宅ローンの固定金利型と変動金利型のメリット・デメリットや違いを比較しながらお伝えします。

金利タイプを選ぶポイントなども紹介
しているので、ぜひ参考にしてください。



住宅ローンの金利タイプ別メリット・デメリット

住宅ローンについて金利タイプの特徴から、金利タイプ別のメリット・デメリットまで解説します。

住宅ローンの金利タイプ

住宅ローンとは、住宅を購入、新築、増築、改築などをするために金融機関から受ける融資のことです。

数百万円~数千万円規模の資金を一括で用意するのが難しい方に向けて、分割支払いを可能にするサービスとして誕生しました。

借入期間が長くなるほど、金利(借りている額に対して支払う利息の割合)が低くなるのが特徴です。

住宅ローンは長期間にわたる返済を前提としているため、契約ごとに金利を定めています。

住宅ローンは各サービスに、基準金利を一定割合引き下げることで「適用金利」を決めています。適用金利は、借入する機関によって異なるのが一般的です。

金利タイプは大きく分けて「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。

借入の全期間を通じて一律金利を引き下げるものや、契約時に設定した期間中に金利を大幅に引き下げるものなど、さまざまなプランが用意されています。

今回は下記3タイプをご紹介します。

(1)全期間固定金利型
(2)変動金利型
(3)固定期間選択型
  

(1)全期間固定金利型

「全期間固定金利型」とは、すべての期間で一定の金利が適用される住宅ローンのことです。

ローンの契約者は、元本に加え、金利分を上乗せして月賦で返済していきます。

プラン契約時に決めた金利から変動することがないため、完済までの返済計画が設計しやすくなっています。

他のタイプより金利が高く定められているのが特徴です。金利は借り入れする銀行により違いがあるので、事前に確認しましょう。

また、段階的に金利が上がっていくプランもあります。

この場合でも全期間において、金利が変動することはありません。

上昇する金利幅はあらかじめ決められており、返済期間中でも常に一定になっています。

住宅ローンのプランで、全期間固定金利型を利用している方は多くありません。

国土交通省の「平成29年度住宅市場動向調査報告書」によると、全期間固定金利型(10年以上)を利用している方は全体の1割にとどまっています。10年以下になると、ほとんど利用されなくなります。

参考:国土交通省|平成30年度住宅市場動向調査報告書

 

全期間固定金利型の金利適用期間

「全期間固定金利型」の金利は、完済までのすべての期間に適用されます。
そのため急激な為替変動があったとしても、支払金額に影響を与えることはありません。

出産や子供の進学など、ライフステージの変化があった時でも、安定した資産計画が立てられます。
 

全期間固定金利型のメリット

全期間固定金利型は、世の中の金利水準がどれだけ上昇しても、金利が変動しないので返済額は変わらないことがメリットです。
金利の上昇の不安もなく、収支計画が立てやすいという面で安心感があります。

金利上昇時に大きな効果を発揮します。

 

全期間固定金利型のデメリット

全期間固定金利型は、変動金利より金利が高めに設定されています。

金利下降時には、変動金利より返済額が多くなるデメリットがあります。

(2)変動金利型

変動金利型は、定期的に金利が見直され返済期間中に金利が変わるタイプです。

一般的に半年ごとに金利が見直され、5年ごとに返済額が更新されます。

他の金利プランに比べて一番金利が低く設定されています。

 

将来の金利動向によっては、月々の支払額が変わる可能性があるのが特徴です。

 

変動金利型のメリット

変動時点での金利が、全期間固定金利型で設定したものより低ければ、月々の支払額が安くなります。

金利は半年ごとに見直されるので、金利が下がれば返済額は減ります。

 

変動金利型のデメリット

金利が上がれば返済額に占める利息の割合が多くなり、返済額が増えます。

その場合、全期間固定金利型より多くの支払い金が必要です。

全期間固定金利型と比べると、完済までの返済計画が立てづらくなっています。

(3)固定期間選択型

固定期間選択型は、一定期間ごとに固定金利が適用されるプランです。

適用期間は金融機関によって異なり、期間終了後は変動金利型に移行できるプランもあります。

もちろん、そのまま固定期間選択型を継続することも可能です。

次回からの支払金額は、その時点での金利が適用され、再計算されます。

 

固定期間選択型のメリット

固定期間選択型は、固定金利と変動金利のよいところを、組み合わせたプランといえるでしょう。


固定期間選択型のデメリット

ただし金利の適用期間が複数に分かれているため、全期間固定金利型ほど支払金額が安定しません。

期間が終了する時の金利が高いと、全期間固定金利型の方が得になることがあります。



全期間固定金利型と変動金利型の支払金額を比較します!



全期間固定金利型と変動金利型の返済額の比較を、実例とともにご説明します。

条件:5,000万円の借り入れ・金利1.2%・35年借入・元利均等・ボーナス支払いなし

※この条件の場合、全期間固定金利型の返済額は「145,851円/月」です。

例1.金利1.2%が5年後、金利1.6%に上昇したケース

「金利1.2%」が、5年後に「金利1.6%」に上昇したとします。

【全期間固定金利型の場合】

月の返済額は「145,851円/月」から変わりません。

【変動金利型の場合】

月ごとの返済額が「155,553円/月」に上昇します。

【比較結果】

金利が上昇したケースでは「全期間固定金利型」の方が、月当たり「9,702円」ほど支払金額が安くなります。
 

例2.金利1.2%が5年後、金利0.8%に下降したケース

「金利1.2%」が、5年後に「金利0.8%」に下降したとします。

【全期間固定金利型の場合】

返済額は「145,851円/月」です。

【変動金利型の場合】

月の返済額が「136,530円」に減少します。

【比較結果】

金利が下降したケースでは「変動金利型」の方が、月当たり「9,321円」支払金額が安くなります。

自分に合った住宅ローンを選ぶポイントとは



住宅ローンは、家計に大きな影響を与える重大なコストのひとつです。

そのため自分の資産状況やプラン内容を慎重に比較検討し、無理のない返済計画を立てることが大切です。

住宅ローンを組むときのポイントを紹介します。自分に合った金利タイプを選ぶ時の参考にしてください。

全期間固定金利型を選ぶ際の注意点

「全期間固定金利型」は、将来の金利が低くなる時に損をします。

そのため金利の低水準が続いている今なら、お得なローンを組める可能性があります。

また金利が常に一定なので、全体の返済額を把握し、安定した返済計画を立てたい方にもおすすめです。

 

変動金利型を選ぶ際の注意点

「変動金利型」は金利が上昇したときに、支払い金額が多くなります。

金利変動の影響をダイレクトに受けるため、長期間の返済には向きません。

借入期間が15年ほどの場合や、借入額が小さい時などに設定することを考えたいプランです。

 

固定期間選択型を選ぶ際の注意点

「固定期間選択型」は期間終了後に、為替変動の影響を受けます。

ある程度の期間は、固定金利で返済したいという方は検討してみましょう。

住宅ローンを利用するメリット

最後に、住宅ローンを利用するメリットについてお話します。

 

団体信用生命保険の利用で「もしも」のときに備えられる

住宅ローンを利用する時には「団体信用生命保険」の加入が必須の場合があります。

「団体信用生命保険」とは、加入者にもしものことがあった場合に、生命保険金からローンの残金が支払われる保障制度です。


残された家族に住宅ローンが残らず、マイホームに安心して暮らし続けることができます。

 

住宅ローン減税がある

「住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)」は、住宅ローンを借入れてマイホームを取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。

毎年末の住宅ローン残高、または住宅取得対価のうち少ない方の金額1%が10年間に渡り所得税から控除されます。(所得税で控除しきれない分は住民税からも一部控除)

 

詳しくは「住宅ローン減税制度の概要」(国土交通省/すまい給付金)をご覧ください。

「固定金利」と「変動金利」のメリット・デメリットを理解してから選択しよう!

住宅ローンを上手に利用することにより、経済的に無理をすることなく、マイホームを手に入れることができます。

住宅ローンの金利タイプは大きく分けて「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。
 

今回は「全期間固定金利型」「変動金利型」「固定期間選択型」3つの金利タイプのメリット・デメリットをご紹介いたしました。

・全期間固定型は、一定の金利が適用されるため、返済計画を立てやすいのが特徴です。
・変動金利型は、返済期間中に金利が変わるので、月々の支払額が変わる可能性があります。
・期間選択型も一定期間なら固定金利を適用できますが、期間終了後に為替相場の影響を受けます。

それぞれのメリット・デメリットを理解して、自身にあう金利プランを選択してください。


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